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2018/07
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「理想の子ども」を捨てる話
牧師になる、と決めた時から、
一貫して、わたしが自分のテーマにしてきたことは、
子どもを育てているお母さんがたへの伝道です。

牧師になるための学びと並行して、
アメリカ発祥の「親業」のひとつで、アドラー心理学から考え出された
アクティブ・ペアレンティングを学び、リーダー資格も取りました。
15年前は「アドラー心理学」と言っても、
あまりピンと来ない方も多かったのですが、
今となってはもう、知らない人の方が少ないかもしれませんね。

親であれば、みんな理想の子どもを持っています。
朝は起こされなくても機嫌よく起きてきて、
さっさと着替えて、テレビなんか見ないで朝ご飯をしっかり食べ、
保育園や幼稚園に間に合うように支度ができる。
使ったおもちゃは片づけるし、宿題はすぐにやるし、
いつも元気いっぱいで、笑顔で、やさしくて我慢強い。

このあたりまで話すと、だいたい皆さん苦笑されます。
どんなに多くのことを子どもに求めているかが明らかになりますからね。
自分にもできないようなことを子どもに求めるのは、
そこに本物じゃない「理想の子ども」を見ているからです。

理想の子どもを見ている時は、
本物の子どもの姿が見えません。
大好きなお母さんお父さんの望む通りの姿には到底なれそうもない、
がっかりしてくじけた子どもの心が見えません。

「理想の子ども」はどこにもいません。
それは作りだされた幻想で、何も価値を持たないものです。
それなのに、「理想の子ども」と現実の子どもを比べて
足りないところをあげつらうのは、子どもには酷なことです。

福音書を読んでいくと、最後は十字架の死と復活で終わります。
イエス様を「十字架につけろ」と叫んだ群衆の姿は、
まさに自分たちの身勝手な「理想」と違うといって、
本体のほうを消し去ろうとする、愚かで貧しい姿です。

本物の、今の姿を見ましょう。
そこに全てのヒントはあるのです。

澤田直子
プロフィール

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小松川教会ホームページ委員会

Author:小松川教会ホームページ委員会

小松川教会は、「聖書は神の言葉、全人類にとっての救いの言葉」と信じる健全な聖書信仰に立つプロテスタント教会であり、全国に約1700余教会ある日本基督教団に属しています。

モルモン教、ものみの塔、統一教会とは一切関係ありません。
澤田武主任牧師

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