2017-10-26(Thu)
今朝の新聞で、あ、やっぱり、と思いつつも、
改めて衝撃を感じる記事を読みました。
子どもへのアンケート調査で、
親が自分よりもスマホに気を取られている、と
感じたことがありますか?という問いに
多くの子どもが「ある」と答えた、ということです。
牧師生活14年目、まだまだ未熟ではありますが、
わたし自身2人の子どもを育てたからか、
(あるいは自分の育ちに問題を感じていたからか)
多くの親子のお話を聞いてきました。
中にはかなり深刻な状況にある親子もいましたし、
完全に破綻しているように見える親子関係の中で育たざるを得ず、
成人してからも心の病に苦しんだ子もありました。
子どもが健全に育つためにどうしても必要な感覚があります。
それは、「わたしはママに(パパに)とって、特別に大切な存在だ!」と
感じること。
その感覚を得たいがために、子どもは時には
ぐずり、わがままを言い、時には良い子であろうと頑張りすぎ、
時には失望して、もうどうでもいい、なんて言ったりもします。
自分の子ども時代を考えても、
他の誰に認められても物足りなくて、自信にはつながらなくて、
やっぱり、親の目に「あなたはすばらしい子」と
映りたかったんだなあ、と思います。
そりゃ確かにスマホは便利で面白いでしょう。
退屈しのぎとしても、逃げ場としても優秀です。
でもね。
スマホが提供してくれるものは、誰にでも、どこにでも提供されるものなんです。
それに対して、子どもが親に見せてくれる顔は、
親だけに向けられるものです。他の人には見せないもの。
親も子も、お互いに大切に思いあっていることは間違いないのに、
その気持ちを表わせていないとしたら、本当にもったいないことです。
この新聞記事を多くの親が読んでくれるといいなあ、と思ったことでした。
澤田直子
改めて衝撃を感じる記事を読みました。
子どもへのアンケート調査で、
親が自分よりもスマホに気を取られている、と
感じたことがありますか?という問いに
多くの子どもが「ある」と答えた、ということです。
牧師生活14年目、まだまだ未熟ではありますが、
わたし自身2人の子どもを育てたからか、
(あるいは自分の育ちに問題を感じていたからか)
多くの親子のお話を聞いてきました。
中にはかなり深刻な状況にある親子もいましたし、
完全に破綻しているように見える親子関係の中で育たざるを得ず、
成人してからも心の病に苦しんだ子もありました。
子どもが健全に育つためにどうしても必要な感覚があります。
それは、「わたしはママに(パパに)とって、特別に大切な存在だ!」と
感じること。
その感覚を得たいがために、子どもは時には
ぐずり、わがままを言い、時には良い子であろうと頑張りすぎ、
時には失望して、もうどうでもいい、なんて言ったりもします。
自分の子ども時代を考えても、
他の誰に認められても物足りなくて、自信にはつながらなくて、
やっぱり、親の目に「あなたはすばらしい子」と
映りたかったんだなあ、と思います。
そりゃ確かにスマホは便利で面白いでしょう。
退屈しのぎとしても、逃げ場としても優秀です。
でもね。
スマホが提供してくれるものは、誰にでも、どこにでも提供されるものなんです。
それに対して、子どもが親に見せてくれる顔は、
親だけに向けられるものです。他の人には見せないもの。
親も子も、お互いに大切に思いあっていることは間違いないのに、
その気持ちを表わせていないとしたら、本当にもったいないことです。
この新聞記事を多くの親が読んでくれるといいなあ、と思ったことでした。
澤田直子