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牧師のお仕事

2017年06月15日
そりゃもう、なんと言っても、日曜日(教会用語では主日と言う)の
礼拝説教の準備が一番大切です。
牧師の仕事の半分は、調べ物や資料の読み込み、いわゆるお勉強です。

・・・が。
教会の規模や経済状況によっても違うでしょうが、
何しろ、牧師の仕事は多岐にわたります。

自然の豊かな地域の教会だったら、四季に合わせて環境を整備する。
草刈りとか、落ち葉掃除とか、雪かきとか、ですね。
教会内部のお掃除は当番制で教会員がしているところも多いですが、
少人数だったり、高齢化だったりで、牧師がほとんどしている場合もあります。
教会の会計業務をしなければならないこともあります。

それから、教会に来られない方を訪問したり、お見舞いしたり。
日曜日だけでなく、週の半ばに祈祷会もあるし、
牧師はたいてい、早朝に祈りの時をもっています。
教会員だけでなく、突然人が訪ねてきて、カウンセリングをすることもあります。

幼稚園や保育園がある教会だと、そちら方面の仕事もあるでしょう。
ある牧師は幼稚園園長を兼ねていて、「幼稚園8割、牧師2割で仕事をしています」
とおっしゃっていました。

それでもやっぱり、牧師の本業は「説教」です。
どんな教会の牧師でも、一番エネルギーも時間も説教に注いでいるはず。
そしてたぶん、「ああ、時間が足りない!」と
土曜日の夜には焦っているはずです。

ちなみに私の土曜日は「説教を寝かせる日」です。
土曜日の朝一番に見直しをしたら、あとは原稿を見ません。
一回ゼロにして、講壇に立つ時は、自分自身が新鮮な喜びを感じたいから。

・・・さて、今日は木曜日。どうなりますか。
「間に合うか、ヤマト」(故 永井一郎さんの声で聞いて)

澤田 直子
牧師のつぶやき

ペンテコステ・・・って何?

2017年06月01日
教会学校の子どもたちにこの言葉を言うと、
必ず「へんてこ?」と笑いが起こるのですが。
(あと、創世記、と言えばソーセージと返す!)

ギリシャ語で50日目、という意味です。
そういう名前の祭事があって、
その日にエルサレムにたくさんの人が集まっていた、
その時に、使徒たちに聖霊が降臨して、
(この辺の詳しいことはどうぞ新約聖書「使徒言行録」を読んでね。)
初代教会が誕生した、と、そういう日です。

ここら辺は、創世記の「バベルの塔」から始まった混乱が、
人々が一斉に違う言葉で話し出す、という全く同じ状況であるにもかかわらず、
今度は、長い年月を経て、イエス・キリストを仲介者として収束していく、
一つにまとまっていく、新しいものが生まれていくという、
たいへんダイナミックな神様の御業が現わされたところです。

キリスト教会では、クリスマス、イースターと並んで
大切にされる主日です。
イースターが過ぎ越しの祭りと関係している都合上、移動祝日なので、
イースターから発生するペンテコステも毎年、日が変わります。
今年は6月4日。

わたしはハープの演奏で聞いたのですが、
「五旬祭」(ペンテコステのこと)という短くも美しい曲があるのです。
そのCD(古いな)の中で一番好きだった。
初めて聞いた時はまだクリスチャンになる前だったので、
「へえー、何かそういうお祭りがあるんだな」と思っただけでしたが、
後々、聖書を読んで「あれか!!!これだ!!!」と気付いた時の驚きったらなかったです。

神さまは時々、わたしの人生の中に、こういう「善なるドッキリ」を
仕込んでいてくださるのです。
皆さんにもあるんじゃないですか?

澤田直子
牧師のつぶやき

キリスト教式のご葬儀

2017年05月16日
結婚式はキリスト教式で、お正月は神社にお参りして、葬式は仏教で。
・・・なんていうのが、日本人のスタンダードな宗教観だ、なんて言われます。

キリスト教会では、もちろん結婚式だけでなく、
元旦の礼拝も、献児式も、子ども祝福式も、葬儀も行われます。

キリスト教のご葬儀は、教会を会場として行うのが普通ですが、
種々の事情で葬祭場やご自宅に牧師が出向いて行うこともあります。
納棺式→前夜式→告別式→火葬前式、という流れで進んでいきます。
どこの教会でもかかる費用は決まっているはずです。

一番の特徴は、死を穢れとは捉えず、生きる場所が変わった、というように考えます。
「この世界の席がひとつ空いて、天の席がひとつ埋まった」などと
表現したりします。
ですから、前夜式や告別式に参列しても、お塩はもらいません。
死が穢れでないから、お清めはいらないわけですね。

それから、お清めの飲み食いもしません。
ただせっかく親族が集まる機会なので、という理由で
お食事会をすることはあります。

いわゆる「お香典」は「お花料」と呼びます。
これは、棺の周りを生花で飾るからでしょうね。
今はあまりやらないようですが、葬儀の花をもらって帰って、
家で飾って個人を偲ぶということもありました。

仏式では白い菊の花ですが、
キリスト教式では、色とりどり、季節的に可能なら、
故人が好きだったお花を(ひまわりとかバラでも)飾ります。

では、もしクリスチャンでない方が
「葬儀はキリスト教でしたい」と思ったらどうしたらいいのでしょうか?
本当は、今から教会に行き始めて、いずれ洗礼を受ければ言う事ないのですが。

①一回でも二回でも礼拝に出席して、その教会の牧師に希望を伝えてみる。
②家族にもしっかりと希望を伝えておく。
③お墓に注意。お寺の檀家さんの場合は、お墓に入れなくなることもあります。

キリスト教の生命観や生死観、聖書の御言葉など、
少しでも知っていただくと、ご葬儀から受ける印象も変わるのでは、と思います。
よほど忙しい時でなければ、どこの牧師でも
質問に答えてくれると思います。もちろん小松川教会でも!

澤田直子







牧師のつぶやき

ゴールデンウィーク

2017年05月09日
世間の皆様は、牧師って日曜日しか働かないのでは?
・・・なんて思っていたりして。
いえいえ、毎日教会でいろいろな仕事をしています。
事務仕事や、教区教団関係のこともあります。
教会員の課題のために祈ることもあるし、訪問、お見舞いに行くことも。

説教の準備のため、資料の読み込み、下調べにはそれなりの時間をかけます。
何しろ、最低でも週に一回は説教をするわけで、
でも実際は、教会学校の子ども向けに、中高生向けに、とか
一週間の内には3、4本の説教を作らなければなりません。
それから、原稿を頼まれることもあります。
(内緒の話ですが、うちでは原稿依頼の手紙を「不幸の手紙」と呼ぶことも・・・)

そんなわけで、ゴールデンウィークでも、あまり生活内容は変わらないですね。
曜日で仕事を組み立てているので、祝日だの連休だのあまり関係ないんです。
5連休だの、9連休だのと聞いてもピンと来ません・・・。
あらためて、牧師って日曜日(教会では「主日」と言います)を中心にして
生きているなあ、と思いました。

今年は1泊で栃木県の実家に帰りましたが、電車の混雑ぶりがすごかった!
特に、小山駅と宇都宮駅で降りた人の多いこと、
日光東照宮の修復が終わったのと、足利フラワーパークの藤の花、
ニュースなどで取り上げられたからでしょうか。
出かけた方もいらしたでしょうか。

7日は、世間様では連休の終わりですが、
わたしたちにとっては、「週の初めの日」。礼拝で一週間が始まりました。
また日常が戻ります。歌いつつ歩まん!

澤田直子


牧師のつぶやき

墓前礼拝と納骨式

2017年04月18日
4月16日のイースター礼拝には、教会員以外の方も
たくさん出席してくださり、感謝でした。

4月のイースターだったので、ミッションスクールの新入生が
何人も出席してくれました。初めての教会の礼拝だったかな?

それから、礼拝後の墓前礼拝と故 原 登名誉牧師の納骨式のために、
教会墓所にゆかりのある方々が来てくださいました。

キリスト教では、仏教のような49日とか何年忌とかはありません。
その代わりに、遺族ではなく教会が主体となって、
イースターと11月の「聖徒の日」にお墓に行って、
墓前礼拝を行います。
言い換えれば、たとえ遺族が遠くて来られなくても
誰もいなくなったとしても、
教会が存続している限り、一年に二回、礼拝と祈りが捧げられるということです。

今回は、昨年12月に天に召された原 登名誉牧師の
納骨式も行われました。
ご遺族は皆さんアメリカ在住で、なかなか帰って来られないため、
イースターに納骨することは葬儀の時に決めてありました。

教会は神の家族ですから、原先生は大勢の家族に見守られて
納骨されたわけですね。
お天気にも恵まれて、なにか晴れやかな墓前礼拝と納骨式でした。

牧師:澤田 直子
牧師のつぶやき
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